Last Updated on 2025年12月8日 by 副業おじさん
はじめてkindle出版を行うとき、私が最初につまずいたのは「どんなデータを用意すればいいのか」でした。
記事はすでにサイトにアップしてあり、1記事あたり2000文字ほど。
これを10本集めれば2万文字のボリュームになります。
ですが、ただ並べるだけでは本になりません。章の順番を整え、文と文の流れを自然に繋ぐ作業が必要になります。
そこでAI(ジェミニ)に相談したところ、次のように教えてもらいました。
「本文はWordでまとめてアップロードできます。必要なのはWordファイルと表紙画像(JPEG)だけです。」
なるほど、それならできそうだと思い、Wordでの編集作業をスタートしました。
私はExcelはよく使っていましたが、Wordはほとんど使ったことがなかったので、AIに操作を確認しながら最適な形を整えていきました。
記事同士を自然に繋げる
まず最初に行うのは、記事の順番を確定することです。
順番が決まったら、1つ目と2つ目の記事をAIのチャットボックスに貼り付けて、次のように指示を出します。
「これはkindle出版用の原稿なので、冒頭の挨拶(こんにちは、どうも○○です)を削除し、文と文が自然に繋がるように調整してください。」
この作業を、
1つ目と2つ目 → 2つ目と3つ目 → 3つ目と4つ目……
というように、2つの記事ずつ進めていきます。
一度に長文を処理するとAIが途中で混乱したり、構成が崩れたりすることがあるので、経験上「2記事ずつ」が一番スムーズです。
少し面倒ではありますが、結果的に全体の完成度が高くなります。
AIがまとめた文章はWordに貼り付け、軽く読み返して調整します。
特に章と章の間では「前の章で触れたテーマが次の章に繋がるような一文」を加えると、本全体の流れが滑らかになります。
書式を整える:Wordスタイルの活用
すべての記事を繋げ終えたら、Wordで体裁を整えます。
私は最後に一括で書式調整を行う派ですが、これは人によって好みが分かれる部分です。
Wordには「スタイル」という便利な機能があります。
これは文章の見た目を統一できる仕組みで、本としての読みやすさを大きく左右します。
私の設定は以下の通りです。
- 見出し1:ゴシック系・14pt・太字(章タイトル用)
- 見出し2:ゴシック系・12pt・太字(章内の小見出し)
- 見出し3:ゴシック系・11pt・太字(細見出し)
- 本文:明朝系・10.5pt・段落間隔0行
これでシンプルかつ読みやすい構成になります。
kindleではアップロード時に商用利用可能なフォントへ自動変換されるので、フォントそのものにこだわる必要はありませんが、使用制限には一応注意しておいた方が安心です。
目次とセクション区切りの設定
本文が完成したら、「はじめに」と「おわりに」をそれぞれ1000文字ほどで作成し、全体の前後に追加します。
その後、「はじめに」の直後にカーソルを合わせて、Wordの「参考資料」タブから自動目次を挿入します。
先ほどの見出しスタイルを適用していれば、目次が自動で生成され、章構成がきれいに反映されます。これだけで本らしい印象になります。
次に行うのが「セクション区切り」です。
これは各章を新しいページからスタートさせる設定で、見た目の読みやすさに大きく影響します。
次の章の先頭にカーソルを置き、Wordの「レイアウト」→「区切り」→「セクション区切り(次のページから)」を選択すればOKです。
レイアウト確認と最終調整
Wordで全体を整えたら、いよいよアップロードです。
私の場合、今のところWordファイルをそのままKDPにアップロードしていますが、多少レイアウトが崩れることがあります。
Amazonが無料提供している公式ツール「Kindle Create」を使えば、見た目を正確にプレビューできるとのことなので、今後はこちらを利用する予定です。
とくに見出しの余白や改ページなど、読者が読みやすい形に微調整するのに役立ちます。
まとめ
AIと協力してWordで整える作業は、最初は少し時間がかかるかもしれません。
ですが、一度テンプレート化してしまえば、次からは非常にスムーズです。
Wordの基本操作とAIの自然な文章調整を組み合わせることで、誰でも「出版できる原稿」に仕上げることができます。
次回は、いよいよ表紙の作成とアップロードの実践編に進みます。

コメント